「稼げる男は食事が9割」を読んで。

なぜ、この手の本の表紙はだいたい欧米人なのだろうか…それはともかく、本書の結論は「低糖質で高タンパクで良質な脂質が豊富な食事をすること」だそうだ。最近流行りの食事方法だから、特にコメントはない。ただ、私は最近糖質を摂りすぎている。稼げてもいない。

食養?「玉ねぎの早食い競争」

GW、淡路島に撮影の仕事があり、渋滞の明石海峡大橋を超えて、島に入った。偶然立ち寄った地域で「玉ねぎの早食い競争」が行われていたので、撮影した。参加者は淡路島特産の甘い玉ねぎ250グラムのスライスを食べる。テレビの早食いと違って見ていてほのぼのした。

「自分で若ハゲをストップ!」を読んで。

満員電車で読むのが少し恥ずかしいタイトルだが・・・それだけ関心を持つ人は多いと思う。この本は普通の書店販売ではなく、Amazonだけで購入できる特殊な本のようだ。そのため、B5サイズで115ページながら、値段は2千円と高い。著者は手技治療院経営者(整体師?)とある。

「自分一人でできる頭蓋骨調整と髪の毛再生のための栄養療法のご紹介です。若ハゲに対して、頭蓋骨調整は10~40%、食事が60~90%くらいの割合で重要です。つまり、食事の方が大事ですが、食事の難易度が高く実践できない人が多いでしょう」(本書より)

確かに食事の難易度は極めて高い。基本は高タンパク、メガビタミン、糖質制限。具体的な食事内容は若ハゲを克服した著者(62歳)自身の例が紹介されている。主なものだけを列記。

「高タンパク・・・ホエイプロテイン 一日300グラム、卵数個、肉か魚200グラム、大豆製品少々、糖質一日40グラム以下、ヨウ素補給に海藻を多く。サプリメント・・・ビタミンA 15万IU ビタミンBコンプレックス 300mg、ビタミンC 30g、ビタミンD 1万IU、ビタミンE2800IU、亜鉛240g、等」

通常の栄養学の常識とはまるでちがう。たとえば厚労省の基準では、亜鉛の摂取上限値は50mgだが、それより5倍近く多い量を摂取している。もちろん、これは著者の例であって、必ずしも推奨しているわけではない。(いきなり真似をするのは危険だと著者自身も警告している)。

ポイントは「サプリメントが本当に効くのかどうか」だと思う。医者の多くはサプリメントの効果を鼻で笑う。サプリについては私もいろいろ試しているが、いまだよくわからないというのが本音だ(ビタミンDはアレルギー対策で一日1万IU摂取している。これだけは効果を感じている)

どちらかというと、頭蓋骨調整に関心を持った。写真付きで詳しい説明がされているが、やはり素人には難しい。下記の文章は印象に残った。

「子ども時代の精神的な状態で、頭蓋骨の緊張度は決まります。親が厳しい、親が暴力を振るう、親があまりに干渉してきてうるさい、学校でいじめにあう、などが強いと頭蓋骨の緊張が強くなり、後年、ハゲの原因になります」(本書より)

私は昨年くらいから抜け毛が突然増えたが、仕事での過度な緊張(首、肩凝り)が原因だと思っている。残念ながら、有効な対策は見つかっていない。

北方謙三のサプリ

長年、北方謙三は週刊新潮でコラムを連載しているが、今回は珍しく健康ネタ。意外なことに北方氏は「サプリの効果をそこそこ信じていて、何種類も10数年飲み続けている」のだ。

興味深かったのは、まさに今この時期の話。作家仲間から紹介されたサプリを飲み始めたら、花粉症の薬を使う必要がないほど症状が改善されたのだ。

具体的なサプリ名は明かされていないが、腸内環境をよくするものらしい。乳酸菌系だろうか?

「八重桜が散る頃まで、この状態が持ったら、ここで一大発表をして、花粉症に悩む人の福音になろう。しばし待ってくれ」(掲載誌より)

発表がかなり気になるが…私はビタミンDのサプリが一番効くと思う。

[食養]今シーズンラストのカキフライ。

きょう、虎ノ門の名店「平五郎」の日替わりランチは”今シーズンラスト”のカキフライだった。カキは岩手県広田湾産。衣は極薄で、身はぷりっぷり。1250円は痛いが、納得のクオリティーだ。

ちなみに、店外の看板メニューには「新鮮なカキフライ」と書かれている。「新鮮な」があるだけで、より美味しそうだし、健康的に思える。マジックワード。

「チョコは糖尿病によく効く」を読んで。

タイトルがやや言葉足らずか。

糖質制限派の医師である著者が勧めるのはカカオ70%以上の苦いチョコレートであり、甘いだけのチョコレートではない。ここは注意すべき。

カカオに含まれるポリフェノールがポイント。その抗酸化作用が糖尿病ほか、高血圧、歯周病、認知症、アレルギーなどに効くというわけだ。

「ホワイトチョコレートにはポリフェノールはほとんど含まれない」と著者自身が本書で述べている。

ところで、以前沖縄の離島、宮古島に行った時に地元の人から驚くべき話を聞いた。

その人が暮らす地域では、糖尿病の人が黒砂糖を食べれば、血糖値が下がるのが当たり前だそうだ。

たしかに黒砂糖はミネラル豊富で健康に良さそうなイメージがあるが、砂糖であることには変わらない。ダークチョコレートとは糖質量が全く違う。

だからその時は都市伝説のように感じたが…沖縄の気候、特殊な製法の黒砂糖ならば、もしかしたら違うのかもしれない。いつか確かめに行きたいと思っている。沖縄好きとして。

「長生きしたけりゃパンは食べるな」を読んで。

4年前、世界的テニスプレイヤーのジョコビッチは「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を出版して話題となった。

ジョコビッチが2週間グルテン(小麦に含まれるタンパク質)を食べることをやめただけで、パフォーマンスが劇的に向上し、世界ランキング1位にまで上り詰めた体験談はあまりにわかりやすいインパクトがあった。その後、日本でもグルテンフリーを推奨する内容の本がたくさん出版された。

グルテンフリーブームはパンのイメージを大きく変えたように思う。少なくともわたしにはそう感じた。

それまでパンは「ふんわり」「やわらかい」「からだにやさしい」。そんなひらがなが似合う天使のような存在だった。パン屋で働く女の子はそれだけでかわいく見えたりした。

だが、グルテンフリーが一部の医師を中心に大勢から支持をうけるや、パンは「かわいい顔をした悪魔」となった。(もちろん健康に意識が高い一部の人に限るが)

パンをやめただけで、アレルギーや過敏性腸症候群、うつ病やパニック症候群さえもよくなった。そんな体験談が巷に溢れた。

現在、グルテンフリーブームは少し落ち着いた感があるが、それにしても「パンは本当に健康に悪い」のだろうか?

本書の著者は、グルテンフリーライフ協会理事のフォーブス弥生氏。経歴を見る限り、純粋な日本人だ。名前はペンネームと思われる。

そもそも「グルテン」とは何なのか。著者は以下のように説明している。

「小麦にはグルテンというタンパク質の混合物が含まれます。小麦粉は水を混ぜてこねるとネバネバし、粘着性と弾性が出ます。パンやピザ生地、麺類、焼き菓子がつくれるのは、その性質のおかげです。グルテンによって、小麦は小麦はさまざまな食品に生まれ変わります。

日本に小麦粉が大量に輸入されるようになったのは、戦後のこと。非常に安価な小麦粉は、戦後の食糧難から日本人を救い、私たちの食卓を鮮やかに彩ってきました。(中略)

では、なぜグルテンは身体の不調を引き起こすのでしょうか。グルテンは体内に入り込むと、体の各所で炎症を起こす性質を持っているからです」(本書より)

もちろん、誰もがグルテンを食べて不調になるわけではない。「グルテン不耐症」の人に限られる。だが、腸が弱い人は注意した方がいい。

「グルテンは水を吸うと、ネバネバとした粘着性を発揮します。これが腸の表面に薄く付着することで、腸は十分に働けず、消化と吸収の作業が妨げられてしまいます。こうなると腸の表面についたグルテンの消化が進まなくなります。

栄養素が非自己物質のまま存在し続ければ、そこに免疫システムが攻撃をしかけ始めます。すると、腸の粘膜で炎症が生じます。炎症が長引けば、粘膜細胞で構成される腸壁が傷つきます」(本書より)

免疫の7割が集中する腸が傷つけば、ウィルスや細菌を防御する機能が働かない。ノーガードで病原体の侵入を許してしまう。これがグルテンの恐いところだ。

私は高校生のころ、電車に乗るとストレスですぐにお腹が痛くなってしまっていた。目的の駅までトイレがガマンできない。途中下車の毎日だった(各駅停車症候群と言うらしい)。本書によれば、これもグルテンが原因だ。

今思えば、生まれつき腸が弱かったし、当時は毎朝パンを食べていたからかもしれない。

大人になって腸が丈夫になってからは、ほとんどこのような症状はでない。(重要な会議や商談の日は除く…)。

だから、私の結論はパンが悪いのではなく、腸が悪い人はパンを避けた方がよいということだ。全粒粉も。

「ひたジビエ」を食べて。

たまには食養。きのう、ひょんなことから猪肉をもらったので、鍋にした(母親が)。猪肉の産地は大分県日田市で「ひたジビエ」というブランドだ。

ひたジビエ…山のきれいな水を飲み、どんぐりを食べ、太陽の光を浴び、山を駆け回った天然のジビエ(パンフレットより)

臭みは全くない。噛みごたえはあるが、かたくはない。バラとロースをもらったが、バラの方が脂身が多くて好み。コラーゲン豊富だ。猪肉は江戸時代山鯨」と称され、冬の栄養補給食であり、薬食だったそうだ。