「カラダにいいことをやめてみる」を読んで③

学ぶべき点が多いので、同じ本から3連投。本を読むのをサボっているだけという話もあるが…。

「特定の相手に対して、あの人の近くだと気がひける。どうしても不快感がある。なぜだか緊張する。どうも異常に疲れてしまう、などの感じを受けることはないだろうか。このなんとなく、という言語化できない感覚がポイントである。

(中略)

男女関係なら、別れることもできるが、会社や地域社会では、気が合わなくても毎日顔を合わせざるを得ない場合が多い。そんな場合、今この人といて心地いいかどうかを自覚するだけでも、健康のためになる気がする」(本書より)

最後の一文は何気に深い。嫌いな奴は嫌いと正しく自覚しよう。無理に良いところを見つけようとするとややこしなるから、やめよう。

「カラダにいいことをやめてみる」を読んで②

もう一つ印象に残った文章がある。

「黄金比というわけではないものの、病気にも、美しい治り方と、美しくない治り方がある。

言葉では全部伝えきれないが、薬を最小限に、しかも最適のタイミングだけに使って、患者自身の免疫力を賦活させながら回復させる、とでも表現できるだろうか。風邪でも、リウマチでも、がんでも、あらゆる病気に、これがあてはまる。現代医学でも東洋医学でも、その美しさは同じだ」(本書より)

思わず、ハッとした。よくわかる。残念ながら、私のアトピーは美しくない治り方をしたからだ。十数年ダラダラ薬を使ってしまった影響で、いまだに首などに症状が出るし、薄くなった眉毛は濃くならない。残念だが、もう元には戻らないと思う。その後悔から、今は風邪でもきれいに治すことを心がけている。

「カラダにいいことをやめてみる」を読んで。

良著。著者は漢方医。

我々はテレビやネットで体にいいと言われるものはすぐに取り入れたりするが、やめたりすることはあまり考えない。その証拠に私のサプリは増え続ける一方だ。

著者は何かをやめるだけで、かなり健康になる場合があると指摘している。それは昼食を軽くすることだったり、酒を減らすことだったり、なるべく車を使わないことだったり、毎日の習慣だ。

印象に残ったのは、仕事をやめることで、健康になった人を何人も見てきたというところだ。

「新聞社に勤務し、徹夜も月に何度かあり、ストレスが多くて40歳を過ぎてうつ病になった人がいた。精神科で通院治療を何年か続けたが、会社は2〜3日以上は休まなかった。初めて会う人が怖く、初対面の前には必ず精神安定剤を服用していた。

(中略)

最終的には退職したのだが、うつ病の症状はきれいに治った。この人は、自分の社会的な価値観とか、見栄とか世間体にとらわれて、自分の身体の悲鳴が聞こえなかったのだろう」

40歳になって仕事を辞めることは勇気がいるのは、よくわかる。転職歴がない人ならなおさら。日本人は転職を悪く言う人が多いが、転職はある意味健康的な判断だと思う。

私の父親は10回以上転職したが、一度も深刻な様子は見せなかった。面接に行くと言って、パチンコに行くような健康的な?人だった。子どもながら、呆れた。

「季節、気候、気象を味方にする生き方」を読んで。

なかなか考えさせられた。

天気や季節の変化が体調に大きく影響することは目新しい情報ではない。何冊も本が出版されていて、具体的な対策は似たり寄ったりだ。

だが、本書のミソは現在の日本社会が日本の気候、季節、日本人の遺伝子と離れすぎてしまったことを警鐘していることにある。最も印象深かったのは草食男子に関する見解だ。

「子孫を残すことに対する意欲が低い。つまり、繁殖への興味が薄いように思える男子を草食系男子というのではないかと、私は思っています。繁殖に興味がなければオス同士の競争も減り、闘争心も必要でなくなります。ですから、優しくなって当然なのです」(本書より)

繁殖への興味が薄い若者が多いのは、飽食、運動不足、エアコンの普及など現代の日本人のライフスタイルが戦後あまりに急激に変化したことにあるという。遺伝子に合わないライフスタイルを送れば、不健康になるだろう。そういう意味で、草食系は不健康な人だと言える。

これは医者に真面目に言われたことだが、アトピーの人は優しい人が多い。アトピーの人は基本的に副交感神経(弛緩を司る)優位だからだ。副交感神経が優位になりすぎると、白血球の中にリンパ球が増えてさまざまなアレルギー症状を引き起こす。これは花粉症にも言える。

数年前アトピーの聖地として有名な北海道の豊富温泉で湯治をしていたことがある。数週間の滞在で、たくさんのアトピーの人に出会ったが、皆やさしかった(そして甘い物が大好きだった)。

彼らが草食系であったかどうかはわからない。ただ、「優しすぎる人は不健康かもしれない」となんとなく思ったりした。たまに交感神経(緊張や興奮を司る)を上げることも健康には必要だ。そういう意味で怒ることは悪くない。ストレスを感じてスイーツに逃げるのはよくない。

「その痛みやめまい、お天気のせいです」を読んで。

2月中旬くらいから、体調があまりよくない。
例年、2~3月と9~10月はアレルギー反応が強く出るので、つらい。
特に今の時期は寒さと花粉によって、自律神経が乱される。気づいたら体重が1キロちょい落ちていた。

さて、本書の著者は鍼灸師。ある日、ツイッターで「台風で体調が悪くなりますよ」とつぶやいたら、あれよあれよと1万数千人がリツイート。

それから、その日の天気に合わせた対処法をアドバイスする「養生予報」をツイッターで毎日つぶやいている。

「古傷が痛むと雨になる、は迷信ではありません。気温、湿度、気圧などの変化に自律神経は大きく影響を受けています」(本書より)

残念ながら今の私が直接参考になる情報はなかったが、所々で紹介される過去の「養生予報」の文章がなかなかいい。

「ああもうどうもこうもないね。私は昨日の夜中から微妙にのどが痛いです。これ関係あるのかもしれないな。関節痛や体の痛みは低気圧と寒気により憎悪。呼吸器系は現在の低気圧が去るまではまあまあイケる」(2016年1月24日 養生予報)

「我慢しないでエアコン使って。今年は夏が長い可能性が高いです。こんな、夏の入り口で睡眠不足になっていたら、体が持ちません」(2013年7月8日 養生予報)

たしかに、こんな感じのツイートなら、毎日見たくなる。ちなみに、現在は有料サイトでも情報発信をされているそうだ。気になる。

「ゆるい生活」を読んで。

作者は「かもめ食堂」などほのぼの系?の作品で知られる群ようこさん。かもめ食堂を映画で見ただけなので、あまり語れないが、かもめ食堂はいい作品だった。

本作は群さんが、50代半ばで突然めまいに襲われ、「漢方薬局」を訪れたことから始まる。6年にわたる体質と意識改善の日々を綴ったエッセイ。

私も3年くらい漢方薬局に通った時期がある。アトピーの名医と呼ばれる漢方医の先生だったが、残念ながら当時はステロイドをやめられなかったため、あまり効果が出なかった。(ステロイドをやめていれば、違う結果が出たかもしれないが・・・)

そういう意味で、漢方医のことは多少わかっているつもりだが、群さんが週一で通う漢方薬局の先生はレベルが高い。触れるだけで悶絶級のリンパマッサージができる人はあまりいないと思う(だが超効果がある)。

また、過去に「人間の髪の毛を燃やした粉を薬に混ぜたものを子どもに服用させて打ち身を治した」ことがあるそうなので、漢方のかなりの使い手なのは間違いない。「30代半ばに見える女性」とあるが、経歴などかなり気になる。

 

「Mattyのまいにち解毒生活」を読んで。

目の付け所が面白い。

著者は足ツボ師のMatty。足ツボの本場台湾で修行したほか、気功、薬膳などの東洋医学も深く学んでいる。

本書は解毒をテーマに食事編、お風呂トイレ編、睡眠編、日常生活編、足ツボ編の5章構成。ターゲットは女性だが、男でも結構参考になる。

興味深かった解毒法は「行っとこトイレをしていると膀胱センサーが乱れる可能性大!」。

女子中高生に多いと思うが、うちの母親もこのタイプ。車や電車に乗る前は必ずトイレに行く。だが、著者によれば、それはマズイ習慣。

「尿意がないのにトイレに行くことを繰り返すと、尿意を感じるセンサーが乱れてしまい、尿もれや残尿感などといったトラブルが起きやすくなります」

試してみたいと思った解毒法は「ビーナスシャワーで首のシワ、胸元のニキビ予防」

著者は美肌で有名な某女優から教わったものだそうだ。首のシワ予防もそうだが、首のコリ、猫背にも良さそう。