世界健康寿命ランキングを見て。

先日、国連の関係団体が世界幸福度ランキングを発表。日本は昨年より4ランクダウンし、総合58位。光ったのは、健康寿命ランキングで2位に選ばれたことだけだった。(ちなみに1位はシンガポール)

2位に選ばれたこと自体はよいと思うが、健康寿命ランキングとは何となく嫌なランキングだ。そもそも健康寿命というのは何をもって測るのだろう。

末期ガンが見つかったり、自分の足で歩けなくなったら、もう健康ではないのだろうか。

もし、健康寿命が終わっている人のリストなるものがあり、そこに自分の名前を見つけたら、腹が立つだろう。たとえ寝たきりの状態でも。健康寿命、なんともやな言葉だ。

週刊新潮「カギは炎症!100年生きる人にからだの秘密」を読んで。

イタリアのサルデーニャ島は世界で最も100歳以上の長寿者が多い。その理由を調べると体内の炎症レベルが他の先進国の住民に比べて格段に優れていた、という特集記事。

では、なぜ炎症レベルが低い高齢者がそんなに多いかというと、記者はサルデーニャ島住民の生活から4つのポイントを挙げている。

1.自然(ストレス減少効果→炎症低下)
2.発酵食品(免疫の要、腸内環境改善→炎症低下)
3.ウォーキング(慢性的な腰痛や関節痛軽減→炎症低下)
4.昼寝(疲れを和らげる→炎症低下)

2.3は日本でもできるが、1は都会には公園くらいしかない。ただ、記者によれば、自然の写真を見るだけでもストレスが減るという。

「自然の写真を見る時間は1日5分でも構いません。スマホやパソコンの壁紙を森や海に変えておくだけでも、あなたのストレスは減り、ひいては炎症が少しずつやわらいでいきます」(本文より)

本記事では触れられていなかったが、炎症と言えば、脂質の話が多いと思う。オメガ3とか6とか。先日、栄養の血液検査をして、担当医からオメガ3のサプリメントをとるように指導された。それで数年ぶりに取り始めたのだが、少し肩こりがやわらいだ気がする。プラセボかもしれないが。

「座りっぱなしが死を招く」を読んだ。

椅子は太る。先日読んだ本に「長時間座っていると肥満や糖尿病のリスクが高まる」とあったが、その元ネタと思われる外国の書籍(日本語版)を図書館で見つけた。

著者はアメリカの医学博士。椅子に長時間座り続けるリスクを自らの研究結果にもとづいて紹介している。

本書のポイントはこうだ。①NEAT(非運動性活動熱産生)という運動以外の日常生活で発生する消費カロリー(糖代謝)が高いか低いかで肥満になるかは決まる。②NEATは座っている時間は発生しない。③NEATが低いと糖尿病になる。

著者は座り続ける危険性をしつこいくらいに訴える。

「座りっぱなしでいると、食事で増えた血糖が消費されない。だから、糖尿病になる」

「喫煙より座りっぱなしの害の方が深刻」

「私たちは椅子に殺されかけている」

本書を読んだ一番の収穫。それは通勤の電車で座れなくても、あまりがっかりしなくなったことだ。