ヨガスタジオうさぎ

そうか、もう8年になるのか。東日本大震災をきっかけに通い始めた地元のヨガ教室。我ながらよく続いている。

私が好きな作家の千田琢哉さんは「身体が柔らかい人は頭も柔らかい。凝りがない身体は脳に十分な血流が届くからだ」的なことを書かれていたが、私はいまだ修行が足りない。

ちなみに、ヨガ教室の名前は「スタジオうさぎ」という。なぜ、うさぎなのか、オーナーの先生に聞いたことがあるが、

「昔飼っていた犬の名前がうさぎだったから」

と、拍子抜けする答えだった。ヨガはこれくらいゆるくてちょうどいい。

「指ヨガで健康になる」を読んで。

もう10年以上経っただろうか。アトピーの治療のため、電車で1時間以上かけて高麗手指鍼灸専門鍼灸院に通っていた。これは韓国発祥の鍼灸で、手のひらのツボに鍼を刺せば、ほとんどの病気が治るというものだった。

たしか、その鍼灸院のホームページの名前は「手のひら先生」だった。鍼を打たれるとふしぎと眠くなったことを覚えている。半年くらい通ったが、残念ながら私のアトピーにはあまり効果が出ず、行くのをやめた。

本書は龍村式指ヨガを考案した龍村氏。私は数年前、地元のヨガ教室で龍村氏の弟子の女性のレッスンを1年くらい受けていたことがある。

時折、指ヨガも教えてもらったが、「手のひら先生」のこともあり、あまり関心が持てなかった。いまでも「部分即全体」は半信半疑。どうせヨガをするなら指だけでなく、体全身を動かしたいと思ってしまう。

そんな訳で、この本の読者に最もふさわしくない人間なのだが・・・なぜか手に取ってしまった。我ながら矛盾している。もしかしたら疲れているのかもしれない。

本書は肩こり、便秘など症状別にお勧めの指ヨガの方法が書かれている。どちらかというと、私は全般的な話に関心を持った。

「脳や心にトラブルがある人は、健常の人に比べからだや手全体が硬いのです。そこで、手のひらをゆっくり揉んで刺激を与えてみると、とたんにいびきをかいて眠り込んでしまう人もいました。

このような経験から手を揉むと血行がよくなり、脳の緊張がほぐれ、副交感神経の働きが高まることに気がつかされたのです」(本書より)

やはり10数年前に通っていた美容室で、シャンプーで髪を流してもらった後、若い女性アシスタントによる手のひらマッサージのサービスがあった。気持ちいいのだが、毎回妙に緊張したてゆーか、ちょっとサービス過剰?

「つらい逆流性食道炎は自分で治せる!」を読んで。

たしかに逆流性食道炎はつらい。私も3~4年くらいの間、ほぼ毎日食後(特に夕食)気持ち悪くなっていたので、よくわかる。

食事が憂鬱になるのだ。胃酸を抑える市販の薬は全く効かなかった(病院には行かなかったので、薬局で買えるレベルのもの)

いまは治ったので、タイトルの「つらい逆流性食道炎は自分で治せる!」にリアルに共感している。

ただ、私の場合はアトピーが改善されたら、胃腸が強くなって、いつも間にか逆流性食道炎も解消されていたので、特殊なケースかもしれない。

さて、本書のポイントは、これまであまり語られなかった便秘と逆流性食道炎の関連性を強調していることだ。

「便がたまると腸の中で渋滞が起こり、腸につながる胃への圧も高まるので、胃液が逆流しやすくなります。便秘を治すことで、逆流性食道炎の改善にもつながるのです。(本書より)」

著者は便秘対策として、食事以外にもヨガのポーズのようなエクササイズを提案している。

私はヨガを8年近くやっているが、ヨガはヨーグルトや納豆を食べるより、はるかに腸に効く。身体をねじることは最大の便秘対策である、と自信を持って言える。

私は逆流性食道炎がひどかった時もヨガをやっていて便秘ではなかった。だから、私の逆流性食道炎の原因は便秘ではない。アトピーによる影響(炎症による全身の衰弱)が大きかったと思う。

ちなみに、本書で写真入りで紹介している両膝抱えのポーズはヨガでは「チャイルドポーズ(子どものポーズ)と呼ばれていて、便秘にかなり効く。