やはり温泉最強。

なかなか新しい事業が形にならず、日々消耗しているが…地元の温泉に行くと生き返る。温泉に通い始めてから、かれこれ一年半。体温とメンタルの関係は深いと体感している。

温熱士という変わった職業の知人は「平熱が37度になれば、鬱病には絶対ならない」と断言していたが、そうかもしれない。逆に鬱病の人の平熱は低いのではないか。

「心と体をすり減らさないためのストレスマネジメント」を読んで。

読みごたえあり。下記は最も印象的。

「社会的、肉体的に大人でも心理的には幼児である人が、自分が依存している対象から、自分の能力以上のことを期待されたとする。まさにこれが最もストレスを感じる状態である」(本書より)

まさに、今の私である(苦笑)。それはともかく、仕事でも誰かに依存している状態が何年も続くと臆病になる。臆病は立派な病気だ。健康のために治療しなければならないが、必ず荒療治になるのがつらい。

「心の負担を跳ねのける方法」を読んで。

風邪を引いてしまい、おとといの午後に会社を早退してからずっと寝込んでいた。38度まで発熱し、意識朦朧だったが、ビタミンCの錠剤を2時間おきに飲んでいた。今朝、起きると熱は下がっていたが、寝込む前に葛根湯を飲むべきだった。すこし後悔。

さて、本書の正式なタイトルは「NASAの宇宙パイロット採用モデルから導き出された心の負担を跳ねのける方法」だ。ちょっと長い。が「NASA」が興味をそそる。

「世の中にはさまざまな職種があるが、宇宙パイロットは人種も文化も違う人が狭い船内に100日以上、死と隣り合わせの環境でミッションを遂行する。そんな彼らが知っているコミュニケーションモデルを知れば、あなたの『心の負担』は消え去り、やる気が沸いてくる」(本書前書きより)

NASAの宇宙パイロットはコミュニケーションのトレーニングを受けている。それは人間を720種類のタイプに分類し、相手がどのような時にどんなストレスを感じるのかを知ることで、自身のストレスも軽減するというもの。

本書のポイントは本来720種類もあるNASAの分類を3パターンにまで減らしたことだ。ちょっと減らしすぎでは・・・と思うが、著者の考えでは10パターンでも多すぎるらしい。

「10パターンというのは、人間関係において、とっさのときには使えず、なかなか問題解決にはつながりません(中略)。

3つのパターンというのは、色の組み合わせである『3原色』を思い浮かべていただければ理解しやすいと思います。すべて色は「赤・青・緑」の3種類のブレンドで表現できます。これを人に置き換えてみると、たった3パターンに分けられるのではなく、人それぞれ違う色ながら、3色のブレンドでつくられているということなのです」(本書より)

著者は感情が現れる表情は3種類しかないとして、「ほほえむ人」「笑い顔の人」「真顔の人」の3パターンに人を分類している。

若い人は感情が顔に出やすいので、本書のメソッドは通用すると思う。だが中高年はどうか。手強い人ほど表情が読めない。そういう意味で少しビミョーかもしれない。ただ、著者は企業研修で引っ張りだこらしい。実際に研修を受けると違うのかもしれない。

それにしても、720パターンもの対人マニュアルを覚えられるNASAのパイロットはやはりすごい。

「相方は統合失調症」を読んで。

著者は「ボキャブラ天国」で人気だったお笑いコンビの松本ハウスのキック松本氏。相方とは、かって坊主頭、白シャツ、紫のスパッツ姿で一世を風靡したハウス加賀谷氏のことだ。「加賀谷で~す」

統合失調症のために活動を休止して、その後復帰したことは知っていたが、復帰までに10年も要したことは知らなかった。そもそも統合失調症とは一体どんな病気なのか。恥ずかしながら、全く知らなかった。

厚労省は統合失調症をこのように定義している。

「統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。(中略)新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者のほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるようになりました(WHO 2001)。

以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、『統合失調症』へと名称変更されました」(厚労省 みんなのメンタルヘルス総合サイト)

本書によると、加賀谷氏は中学生の頃から幻聴に悩まされ、16歳から精神科に通い、現在に至るまでずっと抗精神病薬を服用している。

症状を抑えながら芸人となり、ボキャ天ではじけていた。やがて「スナイパーが自分の命を狙っている」という妄想にとりつかれ、活動を休止した。

活動再開までの10年、加賀谷氏がどのような日々を送っていたかは、詳しく書かれていない。

喫茶店でアルバイトをして、お客さんと揉めたことや工場の製造現場で黙々と働いていた話が少し出てくるが、基本は自宅療養していたようだ。10年間の自宅療養・・・つらい日々だったと思う。この期間、相方のキック松本氏は一人で活動しながら、アルバイトで生計を立てていた。

加賀谷氏はなんとか復帰してからも、統合失調症の影響で記憶力が著しく悪くなり、ネタを覚えられない。感情表現がおぼつかず、漫才に気持ちを乗せられない。

漫才師らしいことが何ひとつできなくなり、悩んだ時期もあったようだが、現在は病気の自分を受け入れ、新しい自分に価値を見出しているようだ。以下は2年前、日刊ゲンダイに掲載された加賀谷氏のコメント。

「今のボクのお笑いはナマクラ刀というか、鈍った切れ味が逆に持ち味になって、笑いの幅が広がりました。今だからこそ、できるお笑いもあるんだと思います」(ハウス加賀谷氏)

統合失調症でなくても、健康状態や年齢によって、仕事のスタイルを変えることは、我々サラリーマンも見習うべき。切れ味で勝負できなくなったら、ナマクラ刀で食っていくしかないのだから。人生100年時代はながい。

昼休みにテラヨガ。

会社の近くにある光明寺(東京メトロ神谷町駅前)にて、生まれて初めてお寺でヨガ。

働く人の昼休みを意識しているのか、時間は12時から20分だけ。着替えやヨガマットは不要。主に椅子を使ったストレッチと呼吸法を行う。

料金は500円。20分のレッスンだから少し高い。だが、お寺というパワースポットと癒し系の先生の相乗効果で、普通のヨガスタジオよりもリラックス効果は高い。

毎月一回だけの開催らしいが、また行きたいと思う。ちなみに、今日の参加者で男性は私だけ。他は近くで働くOLさんという感じ。敷居は高くない。

SPA!の特集「発達障害グレーゾーン」を読んで。

本記事は「生きづらさの正体として近年注目されている発達障害という脳の特性」がテーマ。

SPA!が30~40代男性を対象に行った調査では、「周囲に発達障害が疑われる人がいる」と答えたのが3分の1。「実際に発達障害を公言している人が周りにいる」と答えたのが10分の1もいるそうだ。

私の周りには発達障害らしい人が思い当たらないので、この数字はちょっと高い気がする。私が鈍感なだけ?

そもそも発達障害って何?という人は私を含め多いように思う。本記事によれば発達障害の特徴は3つある。

① ASD(自閉症スペクトラム障害)
相手の目を見て話せない、冗談や比喩が通じないなどコミュニケーションにおいて困難が生じる。また、特定分野に並々ならぬこだわりを持っている場合もある。

② ADHD(注意欠陥・多動性障害)
不注意や多動・衝動性がある。予定のダブルブッキングや遅刻など、ケアレスミスが発生しやすい。また思ったことをすぐ口に出してしまうケースがあるため、人間関係のトラブルに繋がることも。

③ LD(学習障害)
知的な問題がないにもかかわらず、読み書きや計算に困難が生じる。

②のADHDは病気なのかどうかの診断がかなり難しい気がする。だが、本記事ではサードオピニオンによって、やっとADHDと診断された人(男性37歳)を紹介している。その人は「服薬により、その傾向が明らかに改善され、はじめて家族にも理解された」とコメントしている。

病名がわかることで、生きづらさから救われる人は存在する。だが、知らぬが仏という場合もあるのではないだろうか…なかなかむずかしい。

ところで、別の記事で「男の限界年齢を大調査」というのがある。これがリアルで面白い。

「役職への出世を諦める年齢は39歳」、「中小企業への転職の限界は48歳」、「重い荷物を運んでいけないのは41歳」。

一番ドキッとしたのは、「20代女性が恋愛対象として見てくれる年齢は40歳」。ヤバイ、もう時間がない。

「外資系エリートが100%集中できてストレスをためない脳の鍛え方」を読んで。

「外資系エリート」という言葉に日本人は弱いのだろうか。「一流の人」と同じくらい本のタイトルに使われている気がする。と言いつつ、気になって読んでしまう私も私だが・・・。

著者はヨガ講師で内容はマインドフルネス(この組み合わせの本を何冊読んだかわからない)。最も印象に残ったのは、「ジャッジしない」ことの重要性。

いくつか思い当たる。得意先にメールを送ったけど返信がない。忙しくて忘れているだけなのか、それとも失礼な文章があって怒っているのか。朝上司に挨拶をしたけど、無視された。気づかれなかっただけなのか、それとも先日の仕事のミスが原因なのだろうか…モヤモヤして、仕事に集中できない。

「ジャッジしない」=「許すこと」、「ただ理解すること」、「受け入れること」と言ってもいいかもしれませんね。ジャッジしない練習をすることで、日常生活でも思い通りにならない状況や他人に対しても、心のバランスを崩さず、平静さをもって、おおらかに見守ることができるようになるのです。感情的になって、興奮したり、落ち込んだりして、心が不安定になると、判断を誤ることが多くなりますが、心が落ち着いて静かになると、冷静な判断がしやすく、物事を正しく見ることができます(本書より)

ところで、この本は瞑想のためのCDが付録としてついている。だから、1600円と値段が高い。これが思いの他いい。良質なヨガのレッスンを受けている感じ。ちなみに、この記事はそのCDを聴きながら書いている。いま瞑想を超えて睡眠の世界に(@ ̄ρ ̄@)

「病を消すには、まず気から」講座を体験して。

きょうは、新橋駅の近くにある港区の生涯学習センターに行ってきた。会社をちょっと抜け出して(笑)。「病を消すにはまず気から」という気になる講座を見つけたからだ。講師は中国人の李さん。日本で気功を指導して20年。会場でもらった資料には以下のようなことが書かれている。

孫氏曰く「戦わず、敵を屈服させる」。私の気功は脳、循環器系統、内臓に苦痛を与えず腹部を引っ込め、出す運動で病の氣を散らします。病気になるか否かの一番大きな要因は、見えない氣です。氣の循環が滞らなければ、病に罹る可能性は低くなります。

わかるようでわからないが…李さんが提唱する気功運動は体験してよくわかった。基本的には呼吸法だ。鼻から息を吸い、口から吐き出す。一動作一呼吸。腹部と肛門を締める。これはヨガでいうバンダだ。ただ、ヨガよりも身体を動かさないから、身体が伸ばせない高齢者には向いているかも。80分やったが、結構疲れた。汗もかいた。

ちなみに、先生が参加者全員の身体に「氣」を送ってくれるサービス?があったが、私はあまり反応しなかったそうだ。「大丈夫、そのうち反応するよ」と言われた。氣がかなり滞っているのだろうか?

「ビジネスZEN入門」を読んで。

著者は東大卒のお坊さん。私と同じ年齢だ。「ビジネスZEN入門」というタイトルだが、ビジネス書ではないと思う。(東大卒だから、編集者が勝手につけた?)

スティーブ・ジョブズが禅に影響を受けた話などが紹介されているが、あまりに有名すぎる。「この人が禅?!」という意外な人が出てくればよかったが…。

ただ、なぜ日本の禅がいま注目されているかなどの全般的な話はとてもわかりやすい。特に印象に残ったのは以下。

「修行僧がお茶を出す仕草や障子の開け閉めだけを見るだけで、ああこの人は大体何年修行しているのかがわかります。きちんと修行されている方、もしくはお茶をやっている方などは、本当にスムーズに歩かれます。バタバタと音がしない」

私はパソコンのデスクトップが無駄なく整理されていたり、ちょっとしたメモの取り方が美しい人を見ると憧れる。思考や行動に無駄がない人は仕事ができる。今月も座禅教室に行きたくなった。

「マインドフル・ワーク」を読んで。

毎日往復2時間の通勤時間を使って、健康本を一冊読むのを日課?にしているが、この本は無理だった。

著者はディビッド・ゲレス。ニューヨークタイムズの現役記者で、大学時代インドに留学して瞑想を学んでいるだけあって、内容は深い。ただ残念なのは、気楽に読めるような文体ではないことだ。

仏陀の時代から現在に至るまでのマインドフルネスの歴史と変遷から科学的なデータ分析まで広く紹介している。

マインドフルネスの本はこれまでに何冊か読んだ。マインドフルネスを大雑把に言うと「今に集中する」という意味で大きくは外れていないだろう。

本書は「特定のやり方で、意図的に、この瞬間に何ら判断を加えることなく注意を向けること」と定義しているが、ちょっと難しい。こういう表現が頻繁に出るから参っちゃう。特に印象に残った部分だけを以下に抜粋。ちょっと長いが…。

「マインドフルネスが万能薬だというつもりはない。5分間、5時間、あるいは一日中瞑想しても抱えている問題が全て解決されることはない。私たちは依然病気になるし、肉体は衰える。同僚にはイライラさせられ、果たすべきことは次から次に現れる。でも瞑想を実現すれば、そうしたことに対する私たちの反応を和らげ、仕事を軽やかにする。たとえ同僚が鬱陶しく、仕事が山積みになったとしても、瞑想を続けるうちに、やがて仕事の能率が上がり、打たれ強くなり、仕事に新たな意味さえ見出すようになる。(本書より)」

そういえば、怒られるその瞬間は超怖いけど、あっという間に元の状態に戻る人を何人か知っている。彼らに共通しているのは、抜群に仕事ができること。特にマインドフルネスを意識していないと思うけど、こういう人に憧れる。