きょう、東京農業大学で開かれた日本森林保健学会主催の「森林と健康」シンポジウムに参加した。
森林浴や森林ウォーキングなどを行うと、血圧や血糖値が下がるなどの健康効果が実証されている。
森林と健康の研究はドイツが本場。後発の日本はどちらかというと、観光客を増やすための地域活性化の要素が強いような気がする。
印象的だったのは、日本森林保健学会の理事長で東京農業大学の教授でもある上原先生の基調講演での一言。
「森林に行って健康になる場合もあれば、そうでない場合もある。理由は森林も人も様々だから」
温泉に酸性、アルカリ性、硫黄泉などたくさんの種類があるように、森林にもブナ、アカマツ、スギ、ヒノキなどたくさんの木がある。
その組み合わせは無限で、どのような森林が自分に合うかは結局行ってみないとわからないのだ。だがハマれば健康効果は大きい。