葉隠を読んで。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」の一文があまりに有名な「葉隠」の解説書(著者は明大教授の齋藤孝先生)。「葉隠」は江戸時代中期の佐賀の鍋島藩士でのちに出家した山本恒朝が武士としての心得を語ったものらしい。現代を生きる上でもためになる話が多い。

「風體の修行は、不断鏡を見て直したるがよし。手紙は向様にて掛物になると思へ」

意味:姿形をよくする心がけは、常に鏡に映して直すことだ。手紙を書く場合は、送った先で掛け軸にされると思え!

手紙が掛け軸にされる…という発想が面白い。例えば、友人のFacebookの投稿で勝手に自分の名前をタグ付けされて嫌な思いをした人は私だけではないだろう。いいね!を増やしたいのはわかるが。

いま、多くの人が自由に情報発信を楽しんでいるが、ネットは相手が見えないので、手紙より遥かにおそろしい。掛け軸の話は忘れてはならない。

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