「呼吸入門」を読んで

あ、読んでいる途中で思い出した。これ前にも読んだんじゃないか。まぁいいか。再読でも十分興味深い。

結局のところ、深い呼吸をしている人はいろいろ有利で、浅い呼吸をしている人はいろいろ不利だということだと思う。

健康面では、血液が酸欠になるからガンになりやすくなったり、アレルギーになったり、美容にも悪い。いいことが全くない。

仕事面では、いつも焦っていて早口となり、大きな仕事ができそうもないと思われる。

戦前の日本人は武道を習ったり、帯を締める着物を身につけることで、肚を使っての深い呼吸法を自然と身につけたそうだ。

著書は野口体操の創始者である野口三千三が「敗戦の時の失敗は、ヨガを学校の正規の科目にしなかったことだ」と話したことを印象深く感じたそうだ。

「確かに太平洋戦争に突き進んでしまった日本人というのは、個人が自分の判断というものをしないで、誰か上の者がそうしろと言ったら、唯々諾々と従わざるを得ないところがあった。

その反省から、アメリカ流の民主主義を導入するということは一つの手であったわけです。

しかし、それに並行して、常に自分自身に立ち戻る回路を作る、そういう身体の技を身につけること。それもまた教育に必要なことだと、考える必要があった」

常に自分自身に立ち戻るための身体の技。それはヨガでなくても、座禅でも太極拳でもいいと思うが、深い呼吸を行うためにはそれなりの訓練が必要だ。

この訓練は最近マインドフルネスという言葉がよく使われる。深い呼吸の重要性がようやく見直されてきた。

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