「138億年の人生論」を読んで。

著者は惑星物理学で有名な東大名誉教授の松井孝典氏(72歳)。

タイトルの「138億年」というのは、宇宙が誕生した年で、著者の仕事(人生)を象徴する意味で使われている。もちろん本書はサイエンス本ではない。あくまで「人生論」。健康についても少し論じている。これがなかなか興味深い。

「スポーツはテニスをすることが多いです。土日が空いていれば、かならずテニスクラブに通い、3時間くらいは壁打ちも含めずっと打ち続けます。

(中略)ここのところ忙しくて、月に1、2回しかテニスができない、などという時期があると、入浴時に鏡に映った自分の姿にゾッとすることがあります。自分の身体や脚の筋肉が、目に見えて細くなっているのがわかるからです。

そんなときは、外出した際、目的地の駅の1つか2つ手前で降りて長めに歩くようにしています」

ところで健康とは関係ないが、私の心に一番響いたのが「未来を思い悩む必要はない」という考え。

「我々は意識する、しないに関わらず、今現実に経験する事柄をもとに過去や未来を考えるものですが、長いタイムスケールでみたら、日常が劇的に変わることは決して珍しいことではないようです。

げんに我々はたとえば2011年に東北地方を襲った大地震の経験などから、そのことをすでに受け止めているはずです。

明日突然、地球環境が大きく変わるような出来事が起こるとしたら、斉一説的に未来のことなど考えていても意味がありません。大切なのは、瞬間瞬間の決断であり、人生は、瞬間ごとの決断の積み重ねです」

この考えは、ちょっと視点を変えれば今は100人中100人が見向きもしない新規事業も、諦めずにがんばっていれば、ある日突然大ヒットする可能性がある、ということに通じるのではないか。大事なのは、あまり深く考えずにとにかく行動あるのみ…と自分に都合よく解釈。

「138億年の人生論」を読んで。” への1件のフィードバック

  1. 確かに行動しなければ、始まりませんからね~。
    ただ、ほとんどの人はその勇気が持てない気がします。
    私は、よく考えず行動して失敗して、よく考えて行動せずに失敗して…星の数ほど失敗はありますが、行動せずに失敗した後悔のが大きい気がします(^^)/

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