なかなか興味深い本を読みました。内容を簡単に言えば、コールドトレーニング(冷水浴・冷水シャワー)は自律神経を鍛える最良の健康法ということです。私も毎日冷水シャワーを実践しているので、共感するところが多々ありました。ただ、著者は冷水どころか氷の中に浸かっています。それも、1時間以上。半端じゃありません。
この本によれば、コールドトレーニングを習慣化することで以下の効果が現れるそうです。
慢性疲労から抜け出せる、体脂肪が3倍燃える、血圧がすぐに下がる、血糖値が安定し、強い血管に、病気を呼ぶ「炎症」が止まる…etc
具体的には、以下の病気に効くそうです。
高血圧、がん、膠原病、クローン病、ぜんそく、関節炎、糖尿病・・・etc
虚弱体質の子どもがプールに通うことで、風邪を引かなくなったり、風呂上りに冷水シャワーを浴びることで、病気になりにくくなるという話は日本でもよく聞きます。寒風摩擦はそれに近い発想だと思います。しかし、スカンジナビアやロシア、中国の一部の地域では、氷の張った湖で泳ぐことが一般的だというのは、初めて知りました。私は、最近冷水では物足りなくなっていたので、氷の中に浸かってみたいです。1分くらいでも。