「わかってもらいたい」という病

69F25DCD-74C5-4A97-82E2-0185575D7AC7

大学の先輩に中小企業の経営者(IT系)がいまして、先日、社員の健康管理について、普段どのように考えているのか、いろいろお話を聞いてきました。

「身体の健康管理もそうだけど、心の健康管理はさらに難しい」と仰っていました。過去に、何の前触れもなくいきなり長期で休んだ人がいて、業務に大きな支障が出たそうです。

2年前から、厚労省は社員70人以上の事業所に年一回健康診断のほか、ストレスチェック(マークシート方式のアンケート調査)を義務付けました。先輩の会社も就業規則に組み入れ、実施したそうですが、不本意な結果に終わったそうです。というのも、結果を会社に提出することを拒む社員が思いのほか多かったからです。

別に会社が把握しなくても、本人さえわかれば良い気がしますが、先輩の経験上、「早急に診察の必要あり」と判定された社員は、あまり病院に行かないようです。「自分の心は健康だ。あんなアンケートは意味がない」と思い込んだり、「会社にバレルのが怖い。昇進に響く」とか、不安になる人が多いのではないかと理由を想像されていました。心の健康診断が一般化するのには、まだまだ時間がかかりそうです。

さて、今回、ご紹介する本は、女性の精神科医として超有名な香山リカさんの新書(2月6日発売)です。印象に残った点を列記します。

・妻たちは「会話が少ないから、夫が嫌い」ではなく、「中身がないから嫌い」なのだ。今なお、根強い人気を保つ韓国ドラマでは、登場する男性たちのほとんどは、社会的、経済的には恵まれないけども、やさしさ、思いやりにあふれている。

・あまり孤独になりすぎるのもよくはないけど、人には独りになって息をつく時間だって必要なはずです。集団の中にいないとそれほど不安なのか。常にインターネットにつながっているなんて、息苦しいのではないか。どうにもおかしな話です。

常時スマホに触れて、Facebookやツイッターをチェックしている人は精神的にやや不安定な人が多い気がします。アメリカのトランプ大統領のツイッターのようにSNSへの書き込みは「話半分」くらいに読み飛ばしたほうが良さそうです。

かくいう、私も最近ややSNS疲れかもしれません(苦笑)

「男だって誰かに話を聞いてもらいたい時もある。しかし、たいていお金がかかるものさ」

名もなき人のツイートより。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中