2年前に発売なので、ちょっと古いですが・・・最近知られるようになったオーソモレキュラー(栄養療法)本です。内容を一言で言えば、「高たんぱく・低糖質」を推奨した本です。独断と偏見で、ポイントを2つ紹介します。
① 「50歳でも18歳と同じ量のたんぱく質が必要。」
→たんぱく質が足りないと老化が進むのが早い。欧米人で寝たきりが少ないのは、肉食だから。
② 「肉が食べられなくなるのは、『控える』から。」
→胃腸も、消化酵素もたんぱく質でつくられている。
ちなみに、「心療内科に行く前に食事を変えなさい(姫野友美 著)」という似たような内容の本があります。こちらも一文紹介します。
「折れない心は、心の持ち方ではなく、たんぱく質で作られる。私たちの体はたんぱく質がベースになっていますが、心もたんぱく質でできています」
たしかに、1ポンドのステーキをペロリと平らげる人に鬱病はいない気がします。
最近は仕事のストレスでメンタルをやられ、休職する30代、40代が増えているそうなので「50歳からは肉ときどき野菜」ではなく、「30歳からは肉ときどき野菜」の方が良さそうです。でも、野菜もしっかり食べましょう。極端はいけません。